買ったら後悔?Xbox Series Sを一年使って見えてきた良い点と悪い点

Xbox Seires Sは公開する?

2023年、都市部の特定の家電量販店や、地方の家電量販店でもPS5が普通に売られていますね。

NAGATOME

NAGATOMEの地元や、京都の量販店にも普通においてあったと友人からタレコミがありました!

2年という長い月日をかけて、やっと店頭に普通に並ぶようになりつつありそうです。

本記事を書く直前にNAGATOMEの地元の家電量販店で見かけたときは、結構心が動きました。

「金があったら買いたいな〜」と。

しかし、入手困難が続き購入への意欲を失っていたこと、やりたい独占ソフトが現時点で特にないことから見送りました。

ただ、それらの理由以上に…

すでにXbox Series Sを購入しており、それに非常に満足しているというのが見送った理由としては大きかったです。

しかし、VRやこれから出るかもしれないPS5の独占タイトルも考えると、ゆくゆくは欲しいものですね!

NAGATOME

今までPS〜PS4まで買ってきて、初めてプレイするときのワクワク感が脳裏に焼き付いてすからね〜

それでは「買ったら後悔?Xbox Series Sを一年使って見えてきた良い点と悪い点」について書いていきます。

メリット
  • 導入費用が安い
  • ゲーミングPCを考慮すると高コスパ
  • 次世代機としての機能
デメリット
  • ストレージ容量が少ない
  • 次世代機にしてはグラフィックが弱い
  • コントローラーが電池式
  • 一部のゲームは他プラットフォームとプレイ不可

Xbox Series Sとその他次世代ゲーム機のスペック比較

まずはXbox Seires Sが他の次世代ゲーム機(Xbox Series X、PS5)と比較し、どれくらいのスペックを有しているのか、以下の表を御覧ください(2023年1月時点)。

項目Xbox Series SXbox Series XPS5(通常版)
価格(税込み)32,978円54,978円60,478円
CPU8Core AMD Zen2 CPU@3.6GHz8Core AMD Zen2 CPU@3.8GHz8Core AMD Zen2 CPU@3.5GHz
GPUAMD RDNA 2 GPU
20CUs@1.565GHz
AMD RDNA 2 GPU
53CUs@1.825GHz
AMD RDNA 2 GPU
36CUs@2.23GHz
GPU性能4TFLOPS12.1TFLOPS10.3TFLOPS
RAM10GB GDDR616GB GDDR616GB GDDR6
解像度1440p(4K*)4K4K
ストレージ512GB1TB825GB
ディスプレイ出力HDMI 2.1HDMI 2.1HDMI2.1
フレームレート120FPS120FPS120FPS
*Xbox Series Sの解像度はアップコンバートで4Kも出ます(真の4Kではないそう)

価格を抑えている分、グラフィックとストレージ容量についてはXbox Series XやPS5に劣っていますね。

この点を踏まえて、Xbox Series Sの良い点、悪い点をご紹介して行きたいと思います。

Xbox Series Sの悪い点

まずはXbox Series Sの悪い点について挙げていきます。

Xbox Series S

ストレージ容量が小さい

ほかサイト様でも恐らく一番触れられている様に、ストレージ容量が512GBと低いです。

言わずもがな、最近のゲームは1本インストールするだけでも容量の大きいものになると100GBを超えます。

NAGATOME

となると、大きいゲームで単純に5本までしかインストールできない…

ちなみにご参考まででNAGATOMEがインストールしているゲームと、消費容量は以下の通りです。

インストールしているゲーム
  • Apex Legends
  • Call of Duty : Warzone
  • Call of Duty : ModernWarfare2(2022)
  • ELDENRING
  • Fortnite

消費しているストレージ容量は442GB

5本のゲームで全体の容量の86.3%を消費していました。

NAGATOME

これ以上はゲームを入れることはできないでしょうね

頻繁に色んなタイトルをプレイする人は、たった5本しか入らないのかと感じていらっしゃることでしょう。

勿論、拡張SSDも販売されているのですが…

Xbox Series S

なんと純正品は39,605円(2022年12月、Amazonにて)とバカ高いのです。

だれが本体よりも高いSSDを買うんだよって感じですよね。

となると、買うとしてもサードパーティ製の安いものが候補となります。

しかし、その場合クイックレジュームという機能に対応していない可能性があります。

クイックレジュームとは

Xbox Series X/Sに実装されているゲームの保留機能です。ゲームを切り替えた際の状態を保存し、再開時のその状態からプレイできる便利な機能になります。

書き込み回数に制限のあるSSDには寿命を縮めることに繋がりますが、最近のSSDではあんまり気にしなくて良いのではとNAGATOMEは思っています。

折角の次世代機の便利機能が使えないというのも考えようですよね。

これらの観点から、内蔵ストレージの容量が低いというのは結構なデメリットではあります。

頻繁に削除とインストールをするのも面倒ですしね。

グラフィックが弱い

価格を抑えている分、仕方がない部分ではありますが、やはり4K/120FPSを叩き出せるXbox Series XやPS5には見劣りしてしまいます。

ただ、後述しますが考えようによってはこの点はメリットとなります。

コントローラーが電池式

Xboxの純正コントローラーはなんと電池式です。

「次世代機なのに電池かよ!」と思わずツッコミたくなりますが、電池(単三2本)なのです。

詳しい方がいたら是非コメント等で教えていただきたいですが、NAGATOMEはこれもコストカットの一環なのかなと勝手に思っています。

持続時間も約40時間と、以外に長くはなく実際に使用していて頻繁に電池交換をしなければならない印象でした。

ただ、別売りにはなりますが4,000円程度でバッテリーも売っています。

電池を交換し続けるか、バッテリーを別途購入しておくかどちらがお得になるのかは、どれだけ頻繁にゲームをするかによると思います。

感覚ですが長時間ゲームをプレイするのであれば最初からバッテリーを買っておくのが良いかもしれません。

と、コントローラーに関してツッコミ所は電池だけで、作り自体は良いものだとNAGATOMEは満足しています。

特に、所々に施されているテクスチャ加工やコントローラー自体の構造は、素早い操作が必要とされるFPSやTPSに向いているのでおすすめです。

xboxワイヤレスコントローラー

他プラットフォームとプレイできない

FortniteやCall of Dutyと言ったらクロスプレイ対応のゲームは問題ないのですが…

ELDENRINGなどのゲームはPS5やPCと協力プレイを楽しむことはできません。

もし、友人や恋人がXbox Series S/Xじゃないプラットフォームで遊んでいるなら、そちらに合わせるのが良いでしょう。

Xbox Series Sの良い点

それでは評価を下げてから上げるスタイルで…

ここからはXbox Series Sの良い点について書いていきます。

導入費用が安い

Xbox Series Sは冒頭の一覧表にもあった通り、その性能を犠牲に安価なモデルとなっています。

しかし、Xbox Series Sの値段に+2万円程度でXbox Series S、更に+αすることでPS5も購入することができます。

そういう意味では強力なGPUや、大容量のストレージを有しているXbox Series XやPS5のほうがコスパという観点では間違いなく良いでしょう。

ただ、ここで考えていただきたいのです。

それら真の次世代機の能力をフルで発揮するには4K/120Hz以上の出力が可能なモニターが必要になります。

それだけでも次世代機並みの費用が必要になります。

(もちろん、メーカーを選ばなければという点もありますが…)

Xbox Series Sも1440pの解像度を有していますが、考えようによってはモニターは妥協してPS4やXbox Oneで使っていたフルHDのモニターを使い続けても問題ないでしょう。

結局、最先端のデバイスを導入する場合、周辺機器も最先端のスペックが必要になってくるので、絶対的な費用ではXbox Series XやPS5はかなりのものになります。

それらを踏まえて、Xbox Series Sは導入費用が安くつくと言えるでしょう。

とはいえ、一つの価値観や考え方であってXbox Series XやPS5を否定しているわけではありません。

ゲーミングPCを考えれば高コスパ

Xbox Series S(Xbox Series XやPS5もそうですが)はキーボード&マウスの直挿しに対応しています。

従来の家庭用ゲーム機にキーボード&マウスを接続する場合はコンバータが必要だったり、主にFPSなどのタイトルによっては使用した場合、アカBANされるなどあまり受け入れられていない風潮でした。

まさにゲーミングPCの特権とも言えるキーボード&マウスでのゲームプレイが、次世代機からはただ本体に挿すだけで可能になったのです。

Apex Pro TKLゲーミングキーボード

キーボード&マウスが対応しているかどうかは各製品のメーカーサイトを確認していただきたいですが、基本繋げば使用できるかと思います。

キーボード&マウスでゲームがしたいけど、ゲーミングPCまではいらないという人には大きなメリットではないでしょうか。

ちなみにNAGATOMEはApex Pro TKLゲーミングキーボードとLogicool G Proゲーミングマウスを直挿しして使用してます。

その他様々な周辺機器とも接続可能です。

遅延もなく快適に使用できるので大変おすすめです。

Xbox Series Sの性能、1440p/120FPSをゲーミングPCで実現しようとすると10万円〜15万円は必要になってくるでしょう。

PCのグラフィックボードだけで、Xbox Series Sの値段を軽く上回ります。

まさに格安のゲーミングPCといっても過言ではないかもしれません。

ただ、あくまでもゲームをプレイするという観点の話であって、Xbox Series Sは言わずもがなゲーム以外のアプリがPCほど充実していません。

ゲーミングPCなら様々なアプリをインストールすることで、画像や動画の編集ができたり、プログラムでコードを書いたりするなど、できることの幅が広いです。

加えて、Xbox Series Sはキーボード&マウス直挿しに対応しているとはいえ、ゲームによっては使用できないという制限があります。

具体的には、Call of DutyシリーズやFortniteではキーボード&マウスのプレイがサポートされていますが、BattleFieldやApexLegendsではサポートされていません。

今後、サポートされていないゲームがサポートされるようになるかは分かりません。

そのあたりも考慮し、自分がキーボード&マウスでプレイしたいゲームがサポートされていればコスパ最強のゲーミングPCとなるでしょう。

次世代機としての機能

「性能を抑えた安価なモデル」というイメージで軽視されがちですが、ちゃんと次世代機としての性能も有しています。

まず、ゲームのロードが早いです。

購入してから、ロードが遅くてイライラするといったことはありませんでした。

グラフィクも真の次世代機に劣るとはいえ、レイトレーシング技術もすごいです。

レイトレーシングとは

簡潔に言うと、リアルな光の反射や屈折、陰影(影)を再現することでリアルな映像を表現することです。映像を現実世界に近づけることでゲームの世界に没入しやすくなります。

ELDENRINGを暫くプレイしましたが、Xbox Series Sでもリアルな描写に感動しました。

加えて、先述したクイックレジューム機能もそうですね。

気分でゲームを変えたいときは、サクッと保留中のゲームをプレイできるので結構ありがたい機能です。

Xbox Series Sまとめ

本記事は「買ったら後悔?Xbox Series Sを一年使って見えてきた良い点と悪い点」について書きました。

コストや性能、メーカーやサービスといった所で悩まれている方も多いかと思います。

価値観や考え方は人それぞれなので本記事が一助となればありがたい限りです。

ただ、これは私事ですが新しいゲーム機を持つってなんか漢のロマンですよね笑

あれこれ考えず、ほしいと思ったゲームを直感で購入するのもアリだと個人的には思います。

以上、NAGATOMEでした。

メリット
  • 導入費用が安い
  • ゲーミングPCを考慮すると高コスパ
  • 次世代機としての機能
デメリット
  • ストレージ容量が少ない
  • 次世代機にしてはグラフィックが弱い
  • コントローラーが電池式
  • 一部のゲームは他プラットフォームとプレイ不可