三度の飯よりオンラインゲームでの対人戦が大好きなNAGATOMEです。

オンラインゲームでは主にFPSを楽しんでいます!
FPSに限らず、格闘ゲームなどもそうですが、インターネットを介してミリ秒単位のパフォーマンスが求められます。
遅延の要因として、コントローラーなどの入力機器やモニターの応答速度やリフレッシュレートもありますが、インターネットの回線速度も1つの要因です。
本記事では現役のシステムエンジニアでもあるNAGATOMEが、FPS含むオンラインゲームを快適にプレイするための光回線選びのポイントを解説していきます。

因みに、Call of Dutyでは月間スコアランキング(DOM)で世界一位になったこともあります。


これからオンラインゲームをしようと考えている人や、インターネット回線を見直そうと思っている人のご参考になればと思っていますので、是非最後まで御覧ください。

それでは、「【2025年】「FPSに回線速度は関係ない」ことはない 要点を理解して選ぶ光回線」について書いていきます。
- オンラインゲームのための光回線選びのポイント
- 自宅のインターネット回線テスト・確認方法
- 自宅のネットワーク環境構築
- 理解して選ぶインターネット回線
オンラインゲームのための光回線選びのポイント
パフォーマンスの観点
オンラインゲームのための光回線選びについて、まずはパフォーマンスの観点から以下のポイントをおさえて説明していきます。
・ping値
・光回線の速度
・独自回線
・接続方式
・通信方式
これらがインターネット回線をパフォーマンスで選ぶ上の指標となります。
ping値
pingとは、ネットワーク機器同士の疎通確認をするために使用されるコマンドです。
このpingコマンドで得られる情報はいくつかあるのですが、その一つとして「応答速度」があり、そこからネットワークの速度を確認することができます。
オンラインゲーム用語で言われる「ping値」とは、まさにpingコマンドによって得られたネットワーク速度の事です。
ping値は値が小さいほど遅延(ラグ)なく快適にオンラインゲームがプレイできます。
ただ、ここでおさえておきたいのは後述する回線速度(bpsの単位で表される)とは異なる概念であるという点です。
一般的に通信速度が速いほど、ping値も速くなる(数値が小さくなる)のは正しいです。
通信速度は「一度に送れるデータの量」を表し、Pingは「データの応答時間」を表します。
車のたとえで説明すると、通信速度は車の積載量、Pingは往復にかかる時間です。
通信速度が遅い回線は、サーバーとの間でやり取りするデータが渋滞しやすくなります。
この渋滞が、データの送受信にかかる時間を長くするため、結果的にPing値が高く(遅く)なります。
一方で、通信速度が十分速くても、回線の混雑状況や物理的な距離など、他の要因によってPing値が高くなることもあります。
ping値は、特にリアルタイム性が求められる通信において重要になります。
特にFPSや格闘ゲームなどのオンラインゲームでは、ボタンを押してからゲーム画面に反映されるまでのラグが勝敗に大きく関わります。ping値が低いほど、操作がスムーズになります。
以下ping値の参考です。
| ping値 | 評価 | 推奨オンラインゲーム |
|---|---|---|
| 15ms以下 | 超速い | FPSやTPS、格ゲーなど |
| 16ms〜30ms | 速い | FPSやTPS、格ゲーなど |
| 31〜60ms | 標準 | モンハンなどのアクションゲーム |
| 61ms〜100ms | 遅い | 発狂レベル |
| 101ms以上 | 超遅い | 発狂レベル |
ping値は常に一定のものではなく接続先のネットワーク機器の場所によって大きく変わってきます。
例えば、オンラインゲームで言うなら国内やアジアサーバーならping値は良いですが、ヨーロッパやアメリカなど遠方のサーバーと接続する場合、ping値は悪いです。

なので、「この光回線と契約すればどこに接続しても常にping値が良い!」というような万能回線はありません。
ping値は光回線選びの指標というより、実際に光回線を使いだしてからの評価として確認するものになりますが、基本知識として覚えておくのが良いでしょう。
光回線の速度
光回線の速度の単位について

光回線の速度は「bps(ビーピーエス)」という単位で表されます。

光回線のWeb広告等で「最大1Gbps」なんて謳い文句を見たことがある人も多いのではないでしょうか!?
bpsはbit per secondの略で、データを1秒間に送受信できる速度を表します。
例)1bps = 1秒間に1bitのデータを送受信できることを表す ※8bit = 1byte
なので、最大1Gbpsの光回線であれば、馴染のあるデータの単位に換算すると1秒間に125MBのデータを送受信できる計算になります。
言わずもがな、数字が大きくなればなるほど、1秒間に送受信できるデータが増えるので早い回線になります。
最大○Gbpsは所詮理論値
最大1Gbpsと言われると、一般の方であればよくわからないけど結構速いんだなと思いがちだと思います。
仮に、常時1Gbpsで通信できるならインターネット閲覧やオンラインゲームもサクサクです。
ただし、最大○Gbpsというのは理論値であって、実際はそこまでの速度はでません。
もう少し詳しく説明すると、一般家庭向けの光回線は「ベストエフォート型」が基本になります。
ベストエフォートは日本語で直訳すると「最大限の努力」とある様に、最大○Gbpsを上限とし、最大限に努力した速度でインターネットを提供するのがベストエフォート型です。
なので、インターネットの混雑具合によっては、最大1Gbps(理論値)であっても、実際の速度(実測値)は数百Mbpsという事もあり得ます。

なぜならベストエフォート型だから!
とは言え、最大○Gbpsの値が大きくなればなるほど理論的には速度が早くなるので、用途によってはなるべく速い(=最大速度の大きい)光回線を選んだ方が良いでしょう。
現在のオンラインゲームにおいては、サーバー間と大量のデータをやり取りしている訳ではないので、1Gbpsの光回線で基本的には問題ありません。

FPSでも上・下100Mbps程度あれば十分です。
突き詰めていくなら2.5Gや10G回線の方が混雑時などの場合も安定して高速ですが…
インターネット回線の速度を速くするなら、接続するルーターやネットワーク機器、PCやゲーム機も全て2.5Gまたは10Gに対応している物を選ばなければいけません。
費用対効果を考えるなら1Gbpsの回線で、十分な通信設備を持つ事業者や、独自回線が個人的には良いと考えます。

ちなみにPS5のNICは1Gbpsなので、2.5Gや10Gの回線を契約してもほぼ意味がありません(オーバースペック)。
「上り」と「下り」の通信
ネットワーク機器同士、例えば家庭用ゲーム機とオンラインゲームサーバーが通信をするときには双方向で通信を行います。
上記の例だと、家庭用ゲーム機からみてオンラインゲームサーバー向けに行う通信が「上り」、オンラインゲームサーバーからダウンロードなどしてくる通信は「下り」になります。
快適にオンラインゲームをしようとするのであれば、上り・下りの通信が快適である必要があります。
どんなオンラインゲームをプレイするかにもよりますが、だいたいの目安として上り・下りいずれも「60Mbps〜100Mbps」程度あれば大丈夫だと思います。
最近のトレンド
光回線の速度について、従来一般家庭向けにおいては最大1Gbpsの光回線が主流でした。
しかし、昨今フレッツ光クロスなど10Gbpsの高速通信が可能な光回線が拡大しつつあります。
しばらくは光回線事業者のインフラが整うまで10Gbpsの提供が(おそらく)一部の地域に限定される状況になるでしょう。
また、現在の各種オンラインゲームがそこまでの通信を必要としていないのでオーバースペックなのかなとNAGATOMEは思っています。
一方で4Kストリーミングの定着や、今後出てくるオンラインゲームの要求スペック、その他最新のインターネットを利用したサービスも出てきています。
それらの場合、高速通信可能な10Gbpsの光回線の方が速く・安定しているので、将来を見据えるのであれば10Gbpsに移行していっても良いのかなと思っています。

まあ、予算と本当にそのスペックが必要かどうかの兼ね合いですね。
独自回線
インターネットの独自回線とは、NTT東日本・西日本が敷設した光ファイバー回線(フレッツ光)を利用せず、通信事業者が独自に敷設・運用している回線のことです。
NTT回線に比べて利用者が少ないため、回線の混雑が起こりにくく、特に夜間など利用が集中する時間帯でも通信速度が安定しやすいというメリットがあります。

利用者が多ければ多いほど、回線は混雑しやすくなります。
一方で、独自回線は事業者が自社で回線を敷設しているため、提供できるエリアが限定的です。
全国でサービスを提供している事業者も一部ありますが、多くは特定の地域や都市に限定されています。
また、独自回線から他社の回線に乗り換える場合、回線自体が異なるため、新しい回線を引き込むための開通工事が再度必要になることが多いです。
これにより、乗り換えのコストや手間がかかる場合があります。
接続方式
接続方式にはPPPoEとIPoEがあります。
PPPoEは従来からの接続方式で、IPoEは比較的最近でてきた接続方式になります。
| 比較項目 | PPPoE | IPoE |
|---|---|---|
| 通信速度 | △ | ○ |
| ネットワーク輻輳 | ✕ | ○ |
| セキュリティ | △ | ○ |
| 閲覧可能なWebサイト | IPv4のみ | IPv6のみ |
結論から言うとIPoEの方が「直接インターネットにでれる」という性質や、光回線事業者の通信設備の大容量化などから遅延が起きにくいので、これから新しく光回線を開通させたいという方にはおすすめです。

PPPoEはプロバイダの用意するネットワーク終端装置を必ず経由することから、そこが速度遅延のボトルネックになります。
PPPoEで、午前中はネットが速いのに、夜になると遅くなるという経験がある人もいると思います。
それは、午前中はインターネットの利用者が少ないけれど、仕事が終わって帰ってきたらみんなが接続するため、トラフィックが増加し速度の遅延が発生していることが原因です。
とは言え、PPPoEがIPoEに比べて遅いというわけではなく、事業者が利用者の増加に応じ、回線や通信設備を適切に改善・増強していれば、十分な速度と安定性を保つことができます。
通信方式
通信方式には「IPv4」と「IPv6」があります。
こちらも現在はIPv4からIPv6への移行期になります。
先ほど、これから光回線を開通させたいという方はIPoEがおすすめと説明しましたが、注意が必要な点があります。
IPoE方式は本来、IPv6のみに対応していますが、接続先のWebサイトなどもIPv6に対応している必要があり、仮にIPv6に対応していないWebサイトに接続すると閲覧することができません。
なので、まだまだIPv6が浸透していない現在においては「IPv4 over IPv6」という技術でこの問題をカバーすることができます。
「IPv4 over IPv6」は簡単に説明すると、IPoE方式でWebサイトなどに接続した際、接続先のサイトがIPv4にしか対応していなくても自動で変換してくれる技術です。

もちろん、IPv6のWebサイトはそのまま閲覧可能です!
オンラインゲームのサーバーという観点では、世界中からアクセスがあるため基本IPv6に対応しているんじゃね?と思っていますが、普段使いを考えると「IPv4 over IPv6」を使った方が良いでしょう。
因みに、PPPoEはデュアルスタック方式でIPv4とIPv6の両方の通信を同時に行えるようになります。
その他
ホームルーターやポケットWi-Fiはあり?
最近ではホームルーターやポケットWi-Fiでも速度(理論値)の速いサービスがあります。
4Gや5G回線を使うため、光回線のように開通工事が必要ないのもありがたいですね。
一方で、ホームルーターやポケットWi-Fiはどこで利用するかがネックになります。
それは、契約で決まった基地局の電波を受信しているためで、そのエリアにユーザーが多かったり、基地局から電波を拾いにくいところに住んでいるのであれば遅延が発生したり、通信が不安定になりがちです。
NAGATOME個人的には、モンハンなどであればある程度許容できるかなとは思いますが、競技性の高いFPSやTPSと言ったオンラインゲームをやりたいのであれば厳しいかなという印象です。

NAGATOMEの弟が昔ド田舎でホームルーターを契約していましたが、FPSを一緒にしていてもすごくカクついたり、急に切断されたりと不安定でした。
料金などパフォーマンス以外の観点
前項で参考にしたいパフォーマンスについて書きましたが、まとめると以下の通りです。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| ping値 | ・快適に使のであれば15ms〜30ms程度が望ましい ・標準的なら31ms〜60ms程度で問題ない |
| 光回線の速度 | ・現在は1Gbpsあれば問題ない ・将来を考えると10Gbpsに移行していっても良いかもしれない (リアルタイムのAR配信など、最新のサービスがでてくれば快適かも?) |
| 接続方式・通信方式 | ・これから契約するならIPoEのIPv4 over IPv6がおすすめ (必ずしもPPPoEがIPoEに回線速度や安定性で劣るというわけではない) |
| その他 | ・オンラインゲームを快適に安定した通信で行いたいなら有線接続がおすすめで、ホームルーター等は避けた方がよい |
さて、パフォーマンスの観点ではこれらのポイントをおさえているのが良いのかなと思うNAGATOMEですが、どれだけパフォーマンスが良くても料金がバカ高いと論外なわけで。
料金を中心に、パフォーマンス以外にも次のポイントを気にしたいところです。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 料金 | ・月々のランニングコスト。何社か比較してパフォーマンスが同等なら安い方が良い |
| セット割の有無 | ・契約によってはキャリアなどとセット割が効くものもあるので事前に調べておきたい |
| オプション | ・インターネット利用に際して良さそうなオプションがあれば検討したい (ある程度知識があれば不要な場合がほとんど) |
| キャンペーン 特典 | ・期間限定の場合もあるが、キャンペーンや特典は積極的に利用していきたい |

パフォーマンスが決まれば、あとは如何に料金やサービスがお得なインターネット接続サービスを探すかですね。
自宅のネットワーク環境も整えよう
一般家庭の多くのネットワーク環境
一般家庭においては、おそらく以下のような構成になっているご家庭がほとんどだと思います。

| 機器の名称 | 機能 |
|---|---|
| ONU | ・光ファイバーから送られてくる光信号をデジタル信号に変換する ・ルーターが一体となっているONUもある |
| Wi-Fiルーター | ・Wi-Fiの電波を飛ばしたり、ルーティングの機能を備えている |
| LANケーブル | ・ネットワーク機器同士を有線でつなぐためのケーブル |
| スイッチングハブ | ・LANケーブルの分岐(ポート増設)を行う |
ご家庭のネットワーク環境で大事なのは、「契約している光回線の速度に対応したネットワーク機器を使用しているか?」という点です。
例えば、契約している光回線の速度が1Gbpsなのに対し、ご家庭で使用しているWi-FiルーターやLANケーブルが10Gbps対応のものであればオーバースペックになります。

一方で、10Gbpsの光回線の契約にも関わらず、Wi-FiルーターやLANケーブルが1Gbps対応のものであれば最大限の性能が発揮できていない状態です。

インターネットも水の流れと同じ様に、上流(インターネット)から速く、大量の水が流れてくるのであれば、下流(家庭)でもそれが受けきれるような設備が必要になります。
一方で、上流(インターネット)の流れ(速さ、量)が少ないのに、無駄に速さや大量の水を受けれる設備を用意してもほとんど意味がありません。

ゲーマーにおすすめの光回線
これまでのポイントを簡単におさらいして、回線速度(理論値)や接続方式、通信方式をベースにおすすめの光回線を紹介します。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| ping値 | ・快適に使うのであれば15ms〜30ms程度が望ましい ・標準的なら31ms〜60ms程度で問題ない |
| 光回線の速度 | ・現在は1Gbps(理論値の最大)あれば問題ない ・将来を考えると2.5Gbpsや10Gbpsに移行していっても悪くはない (リアルタイムのAR配信など、最新のサービスがでてくれば快適かも?) |
| 接続方式・通信方式 | ・これから契約するならIPoEのIPv4 over IPv6がおすすめ (必ずしもPPPoEがIPoEに回線速度や安定性で劣るというわけではない) |
| その他 | ・オンラインゲームを快適に安定した通信で行いたいなら有線接続がおすすめで、ホームルーター等は避けた方がよい |
おすすめの光回線一覧
| 回線 | おすすめポイント | 提供エリア | 詳細 |
|---|---|---|---|
| eo光 | ・電力系の独自回線網 ・回線速度が安定×高速 ・プロバイダー一体型 | 大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山・福井(一部) |
eo光
eo光は、株式会社オプテージが提供する関西地方限定の光回線サービスです。
| 月額料金(戸建て基本料金) | 5,448円(1Gbpsプラン)割引キャンペーン実施中! 5,960円(5Gbpsプラン)割引キャンペーン実施中! 6,530円(10Gbpsプラン)割引キャンペーン実施中! |
| 工事費用 | 29,700円 実質無料になる! |
| 特典 | 他社違約金を最大60,000円還元 ※マンションタイプは最大15,000円 |
| 提供エリア | 大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山・福井(一部) |
| 接続方式 | PPPoE |
| IPv6 | あり(デュアルスタック方式) |
| スマホセット割 | au・UQモバイル |
メリット・デメリットは次のとおりです。
- 電力系の独自回線網で回線速度が安定×高速
- プロバイダー一体型
- エリアが限定的
- 月間データ通信量がある
独自回線網で回線速度が安定×高速
NTTのフレッツ光回線とは異なる、eo光独自の光ファイバー回線を使用しています。
プロバイダーとインターネット回線の両方を自社で提供しているため、品質にばらつきがなく安定しています。
eo光は接続方式にPPPoEを採用していますが、混雑状況を見て自社で回線を増強するため、快適に利用することができます。
「みんなのネット回線速度(みんそく)」という利用者が回線速度を測れるサイトでは71番中10位となっています(2025年時点)。
「みんそく」はサンプル数の違いや回線速度プランの混同もあるように見受けられるので、絶対的なランキングではなく、あくまで参考程度で考えれば良いと思います。
2025年8月30日時点のeo光の通信速度レポート(176,61件)は以下の通りです。
| 平均ping値 | 14.93ms |
| 平均ダウンロード速度 | 857.89Mbps |
| 平均アップロード速度 | 849.59Mbps |
加えて戸建て、集合住宅(マンション・アパート)でも平均速度が異なり、レポートを見る限り集合住宅は戸建てよりも遅く、戸建ての約60%程度の速度となっていました。

戸建てでもオンラインゲームをするのに十分な速度はありました。
プロバイダー一体型
通常、インターネットを利用するためには、プロバイダーと回線事業者双方との契約が必要になります。

NAGATOMEも昔はNTTとだけ契約すればいいんじゃないの?と思っていました。
しかし、eo光は回線サービスとプロバイダーサービスが一体になっているため、以下のようなメリットがあります。
- インターネットの品質が安定している
- 契約手続きや料金の支払いがシンプル
- 問い合わせ先が一つになる
エリアが限定的
eo光は関西エリア(大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山・福井(一部))のみのサービス提供となっています。
上記のエリア以外では使用することができません。
月間データ通信量がある
eo光では下表の通り、コースごとに月間データ利用量の上限が定められています。
| eo光ネット | 10ギガコース | 20TB |
| eo光ネット | 5ギガコース | 10TB |
| eo光ネット | 1ギガコース | 5TB |
| eo光ネット | 100Mコース | 2TB |
| eo光ネット | 100Mライトコース | 2T |
| eo光シンプルプラン | 10ギガコース | 20TB |
上限を超えた場合、最大通信速度など利用を制限される場合があります。
FPSゲームの1時間あたりの通信量は、PC・コンソール機で約40~60MBと言われています。
1ギガコースで月間5TBが上限となっていますが、1時間60MBだったとしても80,000時間以上プレイして制限がかかるレベルです。
なので、5TBの通信量を1ヶ月ゲームだけで消費するのはまず無理ですし、スマホやPCなどを普通に使う分には十分な容量と言えます。
おすすめのWi-Fiルーター
この機会に、ご自宅のWi-Fiルーターについても見直してみてはいかがでしょうか?
完全にNAGATOMEの独断と偏見ですが、一般家庭向けのWi-FiルーターはBUFFALO製品がおすすめです。

安定しているし、トラブルも少ないです!
名誉のために企業名は伏せておきますが、ある日本メーカーのWi-Fiルーターを使っていたこともあったのですが、トラブルが多かったので懲り懲りです。
おすすめのWi-Fiルーターをいくつかピックアップしてみましたので、参考にしてみてください。

Wi-Fiルーターは光回線の速度もそうですが、部屋の広さなど規模に応じて電波が届きやすいかどうかという観点も考える必要があります。
戸建て(〜3階建)・ファミリータイプマンション(〜4LDK)向け
✅アンテナで電波を強化できるBUFFALOハイエンドモデル
✅IPv6対応
✅MU-MIMO対応
✅10Gbpsポート搭載
✅Wi-Fi EasyMesh対応

・強力な電波を飛ばせるのが良いですね!
・規格がWi-Fi6ですが、まだまだ問題ないと思います(最新はWi-Fi7ですがスペック高すぎてそこまでいらない気がします)
・10Gbpsのポートも嬉しいですが、1Gbpsの契約なら必要ないですね
✅ハイパワーアンテナ内蔵
✅IPv6対応
✅Wi-Fi EasyMesh対応
✅価格が手頃

・内蔵アンテナでありながら強力な電波を飛ばせるのが良いですね!
・1Gbpsでインターネットを契約している人はこちらのモデルがおすすめ!
✅BUFFALOミドルクラスの定番
✅IPv6対応
✅ワイドバンド(160MHz)通信対応
✅Wi-Fi EasyMesh対応
✅価格が手頃

・1Gbpsのインターネット契約であればおすすめのWi-Fiルーターです!
戸建て(〜2階建)・ファミリータイプマンション(〜3LDK)向け
✅IPv6対応
✅MU-MIMO対応
✅Wi-Fi EasyMesh対応
✅価格が手頃
✅コンパクトで設置しやすい

・アパートですがNAGATOMEもこれを使っています
・iPhone×3台、iPad×1台、Chromebook×1台、Nintendo Switch×2台を接続していますが快適です
有線と無線の違いについて
FPSやTPSのような競技性の高いオンラインゲームを快適にプレイするのであれば、LANケーブルによる「有線」接続を強くおすすめします。
Wi-Fiルーターもゲームに対応した高速なモデルがあったりしますが、やはり無線接続は電波。
ご家庭にある電波を発する機械と干渉したり、部屋数が多く壁の厚い家であれば電波が届きにくいなど、パフォーマンスが不安定になりがちです。

Wi-Fiの電波が届きにくいのであれば、「中継機」や「メッシュWi-Fi」を使う方法もあります。個人的には、速度や安定性がシビアに要求されないゲームであればWi-FiでもOKかと!
オンラインゲームを快適に遊ぶためのLANケーブルの選び方については、別途記事を書いているので、気になる方は参考にしてみてください。

10Gbpsの光回線に備えるのであれば「カテゴリ6A」相当のシールドなしLANケーブルで問題ないと思います!
自宅のインターネット回線のテスト・確認方法
自宅のインターネット回線のテスト、確認は以下の様な計測サイトにて行うことができます。
ただし、全部やってみた人は分かると思いますが、サイトによって同じ項目でも数値が全然違います。
理由はサイトの負荷状況や測り方によるためなので、正確な数値とはいえません。
これらはあくまで参考程度に測定されてみて下さい。

因みに真のスピードが分かるのは光回線事業者です。個人相手に計測してくれる訳無いのでその点はご理解を…
「FPSに回線速度は関係ない」ことはない
ここまで読んでくれてありがとうございます。
さて、タイトルの「FPSに回線速度は関係ないこと」はないについて、なんとなく理解していただけたかと思います。
とは言え、必要以上の回線速度は不要で、ゲームがメインであれば現在は1Gbpsプランで安定した速度や低いping値が出る回線事業者やプロバイダを選べば良いと思います。

スペック以外にも、コストを考慮して選びましょう!
一方で、ゲーム以外の用途で大容量の通信を行う、家族もインターネットを使う頻度が高いなどであれば2Gbps、5Gbps、10Gbpsと用途に応じて検討して見るのが良いかと思います。
まとめ
本記事は「【2025年】「FPSに回線速度は関係ない」ことはない 要点を理解して選ぶ光回線」について書きました。
改めて光回線、インターネット環境の新規契約や見直しのポイントをまとめると以下のとおりです。
▼パフォーマンスの観点でのポイント
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| ping値 | ・快適に使うのであれば15ms〜30ms程度が望ましい ・標準的なら31ms〜60ms程度で問題ない |
| 光回線の速度 | ・現在は1Gbps(理論値の最大)あれば問題ない ・将来を考えると2.5Gbpsや10Gbpsに移行していっても悪くはない (リアルタイムのAR配信など、最新のサービスがでてくれば快適かも?) |
| 接続方式・通信方式 | ・これから契約するならIPoEのIPv4 over IPv6がおすすめ (必ずしもPPPoEがIPoEに回線速度や安定性で劣るというわけではない) |
| その他 | ・オンラインゲームを快適に安定した通信で行いたいなら有線接続がおすすめで、ホームルーター等は避けた方がよい |
▼パフォーマンス以外の観点でのポイント
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 料金 | ・月々のランニングコスト。何社か比較してパフォーマンスが同等なら安い方が良い |
| セット割の有無 | ・契約によってはキャリアなどとセット割が効くものもあるので事前に調べておきたい |
| オプション | ・インターネット利用に際して良さそうなオプションがあれば検討したい (ある程度知識があれば不要な場合がほとんど) |
| キャンペーン 特典 | ・期間限定の場合もあるが、キャンペーンや特典は積極的に利用していきたい |
まずはパフォーマンス的にどんな光回線、インターネット環境が必要かを固めて、あとは料金やセット割の有無、キャンペーンや特典が利用できそうかどうかで各社比較すれば良いと思います!
以上、NAGATOMEでした!











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