【ゲーミングマウスの選び方】有線と無線の違いなど各種機能説明やおすすめゲーミングマウス3選の紹介【PC | PS5 | Xbox Series X/S】

ゲームをするなら、その用途や操作性に特化したゲーミングマウスをおすすめするNAGATOMEです。

NAGATOME

どんなマウスでも操作は可能ですが、ゲーミングマウスを使うことで体験の向上や優位性を生み出すことができます!

思い返せばNAGATOMEが初めて購入したゲーミングマウスは、エントリーモデルのLogicool G304

logicool g304 ゲーミングマウス

そこからミドルエンドのHyperX Pulsefire Haste WirelessやRazer DeathAdder、ハイエンドのLogicool G Proに手を出したりしました。

昨今ではe-Sportsも盛り上がりを見せており、様々なメーカーがゲーム関係の市場に参入、いろんなゲーミングマウスが販売されています。

まず最初にお伝えしておきますが、絶対的に万能なゲーミングマウスというものは存在しません。

自分に合う合わないというのに加え、どんな用途(ゲーム)で使用するかどんなことに特化しているかなど選定の要素が多岐にわたるからです。

なのでまずはゲーミングマウスの特徴、例えば専用のセンサーや自由に割り当て可能なボタン、軽量化など重量を重視したものや、有線、無線と言った点をおさえましょう。

その上で、「どんな用途に特化しているのか」、「自分のプレイスタイルに合っているもの」や「コスパ重視」、「こだわりのゲーミングマウス」といった観点で探してみれば良いと思います。

本記事ではゲーミングマウスの特徴や機能、性能について深堀りし、それらをポイントに選び方の説明をして行きたいと思います。

それでは、「【ゲーミングマウスの選び方】有線と無線の違いなど各種機能説明やおすすめゲーミングマウス3選の紹介【PC | PS5 | Xbox Series X/S】」について書いていきます。

この記事でわかること
  • ゲーミングマウスの特徴、機能
  • ゲーミングマウスの選び方の観点

ゲーミングマウスの選び方

有線ゲーミングマウス

有線ゲーミングマウスは、言わずもがなPCや家庭用ゲーム機と先端がUSBのケーブルで接続可能なものを指します。

NAGATOME

余談ですが、その昔PS/2なんて規格もありました。

有線ゲーミングマウスのメリット

有線ゲーミングマウスのメリットは次のものが挙げられます。

メリット
  • PCと直接繋がっているため、マウス本体に電池やバッテリーが不要
  • 基本的に遅延がない
  • 無線ゲーミングマウスと比較し、電波障害のトラブルが起こらない

また、使用する部品等の違いか無線ゲーミングマウスよりも比較的安価な印象です。

有線ゲーミングマウスのデメリット

一方で、有線ゲーミングマウスのデメリットは次のものが挙げられます。

デメリット
  • ケーブルの長さに限りがあるため、PCとの配置を考慮する必要がある
  • ケーブルが邪魔

ケーブルが邪魔なことについて少し補足すると、FPSなどマウスを激しく動かすケースにおいてはケーブルが引っかかり、操作の妨げとなることがあります。

ただ、ケーブルの途中をモールやテープで止めることである程度解消することができます。

無線ゲーミングマウス

無線接続は大きく2.4GHzワイヤレス接続と、Bluetoothがあります。

ただ、Buetoothは遅延が比較的大きい(加えてデバイス側も対応している必要あり)ので、おそらく殆どの無線ゲーミングマウスは2.4GHzワイヤレス接続を採用していると思います。

2.4GHzワイヤレス接続

PCのUSBポートにレシーバー(受信機)を挿入し、2.4GHz(無線の周波数、電波)でPCとマウスを接続することで使用できます。

無線ゲーミングマウスのメリット

無線ゲーミングマウスのメリットは次のものが挙げられます。

メリット
  • 無線が届く範囲ならPCとの配置を考慮する必要がない
  • FPSなどの激しい操作に向いている

NAGATOME個人的には有線より無線ゲーミングマウスの方が使い勝手が良いため、長い間無線ゲーミングマウスを愛用しています。

無線ゲーミングマウスのデメリット

無線ゲーミングマウスのデメリットは次のものが挙げられます。

デメリット
  • 場所によっては電波干渉や遮断が起きる可能性がある
  • 電池やバッテリーが必要になる
  • 電池やバッテリーが切れると使用できなくなる

こちらもいくつか補足すると、まずデメリットの最初に書いた干渉や遮断は無線という性質上起こりうることではあります。

ただ、NAGATOMEの経験則から言うとそんな状況になったことが無いため、よほど特殊な環境でない限りは問題ないでしょう。

また、電池で動作する無線ゲーミングマウスは比較的重くなりがちですが、バッテリーの場合は多数の軽量モデルがあります。

バッテリータイプに限っては、ワイヤレス充電可能なマウスパッド(G-PMP-001 POWERPLAY )もあるので、バッテリー切れを気にせず遊ぶことも可能です。

NAGATOME

ただし、ワイヤレス充電可能なマウスパッドは対応するマウスも限られるため、注意が必要です。

専用センサー

専用センサーには大きく分けて「光学式」「レーザー式」があります。

光学式

光学式はセンサーが赤色LEDの反射を感知し、マウスが動いたことを感知します。

トラッキング精度は高めですが、光沢のある素材やガラスなど透明なものの上での読み取り感度は低いです。

リフトオフディスタンス(マウスを接地面から浮かせたときに反応しなくなる距離)は短めです。

レーザー式

不可視のレーザー光を利用し、マウスが動いたことを感知します。

感度や読み取り精度に優れます(光沢のある素材上でも読み取れる)がトラッキング精度は劣ります。

ポーリングレート

ポーリングレートとはマウスが1秒間にPCに情報を送信する回数のことです。

ゲーミングマウスのポーリングレート(1,000Hz)
1,000Hzのポーリングレートのマウスを計測したグラフ(汚い…)

単位はHzで例えば1,000Hzなら1秒間に1,000回情報を送ることになります。

主流なのは1,000Hzもしくはそれ未満だと思いますが、数値がより大きい製品もあります(2,000Hz、4,000Hzなど)。

もちろん数値が大きい方が遅延等は少なくなりますが…

情報量が多くなるため、マウスの電池消費がはやくなったりPC側も大量の情報を処理する必要がでてきたりゲームがそもそも高ポーリングレートに対応していないというケースもあるため注意が必要です。

重量

ゲーミングマウスの重量について、一般的には軽いものが激しい操作に向いており、重めのものは安定しており精密な操作に向いていると言わます。

例えばFPSのシーンでは近接武器やアサルトライフルなど、展開の早い操作をする場合には軽量のゲーミングマウスが向いています。

ゲーミングマウスイメージ

一方で、スナイパーなど精密な操作が必要であれば比較的重めのものが良いと言われます。

ただ、これは人それぞれの感じ方で、個人的には軽い分には良いと思っています。

安定しているか、精密な操作ができるかについては、重量だけでなくゲーミングマウスの底面積の大きさにも関係があると思っているためです。

NAGATOME

ぶっちゃけ、マウス底面が大きければ軽くても精密な操作は可能だと思ってます!

重量については、プレイスタイル等でも好みが別れると思うので、色々探ってみるのもありだと思います。

ボタン

最近では一般的なマウスもそうですが、ゲーミングマウスには基本メインボタン×2サイドボタン×2、とマウスホイールの押し込みがあるかと思います。

ゲーミングマウスによってはサイドボタン的なものが5つも6つも、それ以上あるモデルもあります。

それらはゲーム自体の設定やマウスの制御ソフトウェアによって、自由にボタンを割り当てたり、マクロ(例えば特定の一連の操作をボタン一つで命令するなど)を組んだりすることが可能です。

NAGATOME

マクロはマウスにそのような機能がないと使えませんが。。

ボタンが多い=高性能であるというわけではなく、瞬時の判断や展開の早いゲームだとなるべくボタンの数が少ない方が、迷うことなく操作できるといったメリットもあります。

一方で、戦略的で様々な操作を求められるゲームにおいてはボタン数が多い方が有利になるかもしれません。

ボタンの多い少ないも完全に好みで分かれると思うので、こちらもゲームや用途に合わせて探ってみるのが良いでしょう。

NAGATOME

加えて考えるとすれば、ボタンの押し込みの強さ等でしょうか。

力を加えないとボタンが反応しない場合はレスポンスが遅くなりますし、反対にほとんど力をいいれていないのに反応する場合いは誤操作に繋がります。

こだわりがあれば、ゲーミングマウスを選ぶ際に実物を触ったほうが間違いがないでしょう。

マウスホイール

基本的にはどんなゲーミングマウスにも付いていると思います。

ゲーム内でのアイテムや武器の切り替えに利用されるのが一般的な印象です。

個人的な見解になりますが、マウスホイールの良し悪しは滑らかに回転、押し込みができるかガタツキがないかと思っています。

比較的安いマウスだとホイールを回転させると左右にガタガタしたり、ホイールの押し込みにやや力がいる場合もあります。

マウスソール

マウスソールとは、マウス底面にあるこちらのパーツ(白い部分)のことを言います。

マウスソール

大体のゲーミングマウスがテフロン(PTFE、フッ素樹脂)を使用しているかと思います。

ただ、テフロンの含有量によっても性能が異なり、純度が高いほうが滑らかにすべりやすいと言われています。

その他、超高分子量ポリエチレンやナイロン、シリコンや強化ガラスを採用した素材まで様々なものがあります。

とは言え、ゲーミングマウスを選ぶときにマウスソールまでこだわる!という方は玄人かかなりこだわりが強い人だと思うので、NAGATOME的には最初はあまり加味しないで良いのではないかと思います。

そのうち消耗してくるので、すり減ってきたら交換したほうが良いです。

その際、もっと滑ってくれたほうが良いのか?現状のままで使いやすかったのか?を考え、どんな素材のマウスソールに交換するか検討されてみてはいかがでしょうか。

話が変わりますが、マウスソールと言うか、センサーリングがあるマウスを選ぶのをおすすめします。

センサーリングは以下のようにセンサーリングの周りを取り囲むパーツで、接地面とセンサーの距離を一定に保つ役割があります。

センサーリング
センサーと接地面の距離を一定に保つ

これがない場合、ソールが沈んだり消耗していると接地面との距離が一定に保てず、カーソル移動量に変化が生じる可能性があります。

センサーリングがないゲーミングマウス
センサーリングが無い場合、接地面との距離を一定に保てない可能性がある
NAGATOME

コスパ重視のマウスだと付いていないものが多いですね。

グリップ

ゲーミングマウスによりますが、側面などにグリップがある製品もあります。

グリップ
左のシール状になっている黒いものがグリップ

大体がゴムやシリコンになると思いますが、プラスチックよりは滑りにくいため、あると嬉しいです。

一方で、汚れが溜まりやすいので、ややこまめに手入れしなければなりません。

NAGATOMEはメンテナンス性重視でグリップを装着しませんでした。

防塵・防水機能

ゲーミングマウスによっては防塵・防水の機能を備えている製品もあります。

NAGATOME

いわゆる「肉抜き」という軽量化手法で、内部が見えているものでも対応しているものもあります。

肉抜きマウス

どこまでの防塵・防水機能を備えているかは製品によりますが、大体がちょっと水かけてもOKくらいだと思います。

基本的には電子機器の周りに液体を置かないことをおすすめしますが、最悪ジュースやコーヒーがこぼれてもOKよ!ってことだと思います。

ソフトウェア

それなりに性能の良いマウスは、専用のソフトウェアによって制御することができます。

例えば、dpiの詳細な設定ボタンの割り当てLEDのライティングリフトオフディスタンスの調整マクロを組むことも可能です。

NAGATOME

なんの設定ができるかはマウスとソフトウェアの組み合わせによります!

例えばHyperX Pulsefire Haste Wirelessゲーミングマウスは専用ソフトウェアHyperX NGENUITYで詳細な設定を行うことが可能です。

使用すれば以下のようにライティングやボタン割り当て、センサー(dpi)の詳細な設定ができます。

HyperX NGenuityライティング設定
HyperX NGenuityメインボタン割当
HyperX NGenuity DPI調整

ただし、ソフトウェアが動作するためのPC(OSはだいたいWinかMac)が必要になるので、PCが無いと折角の機能を活かすことができません。

各種メーカー

ゲーミングマウスというかゲーミングデバイス関連のメーカーはたくさんあります。

次に挙げるものが全てではないですが、NAGATOMEの独断と偏見でメジャーだと思しきメーカーを列挙します。

Logicool

NAGATOME的には一番メジャーなメーカーだと思っています。

初心者〜上級者向けに様々なゲーミングデバイスのラインナップがある印象です。

因みにNAGATOMEの愛用マウスもこちらのメーカーのもの。

Razer

こちらもかなりメジャーなメーカー。

昔有線ゲーミングマウスをRazerで購入しましたが、しっかりとした作りでした。

SteelSeries

個人的に好きなメーカー。

ゲーミングアンプやゲーミングキーボード(言わずと知れたApexPro)はこちらのメーカーのものを愛用しています。

マウスやヘッドセットにも興味あり!

ASUS

PCから周辺機器まで手広くやっているメジャーなメーカー。

NAGATOMEは本メーカーのモニター(MOBIUZシリーズ)を愛用しています。

ROG(Republic of Gamers)というブランドがあり、ゲーミングデバイスも様々なラインナップがあります。

CORSAIR

Youtubeの方でリスナーさんが使っているとのことで知ったメーカーです。

良さげなゲーミングデバイスを結構出しているので、ちょっと気になっています。

HyperX

Amazonでみかけて本記事にも画像を掲載している肉抜き軽量ゲーミングマウスを購入しました。

その他ゲーミングデバイスも扱っており、比較的最近見かけるようになったメーカーな気がします。

コスパが良いイメージのメーカーです。

おすすめゲーミングマウス3選

エントリーモデルにおすすめのLogicool G304

初めてゲーミングマウスの購入を検討する方におすすめしたいエントリーモデルのゲーミングマウスLogicool G304です。

logicool g304ゲーミングマウス

無線ゲーミングマウス(電池式)ですが、コスパが良いモデルでどんなゲームでも使えると思います。

メリット
  • コスパがかなり良い
  • 99gとそれなりに軽量
  • 最大250時間連続のゲームプレイが可能(単三電池1本)
デメリット
  • 電池式
  • 言ってもエントリーモデル

軽量ゲーミングマウスでおすすめのHyperX Pulsefire Haste Wireless

HyperXの製品はそこまで持っていないのですが、軽量かつコスパが良いFPS向けのゲーミングマウスを探していたところ、HyperX Pulsefire Haste Wirelessに出会いました。

HyperX Pulsefire Haste Wirelessゲーミングマウス

重量は脅威の61g!

センサーリングが無いのは残念でしたが、軽量の無線ゲーミングマウスにも関わらず各種ボタンのクリック感はよく、かなりコスパの良い作りになっていました。

メリット
  • 超軽量の61g
  • バッテリー駆動時間 最大100時間
  • 2.4GHzワイヤレス
  • メインボタンのクリック感が良い
  • 防塵・防水機能
  • 専用ソフトウェアでカスタマイズ可能
デメリット
  • サイドボタンは少ない
  • 左手用にスイッチできない

ライバルに差をつけるならLogicool G Proゲーミングマウス

主にFPSやTPSにおいてになりますが、ライバルに差をつけるならLogicool G Proゲーミングマウスをおすすめします。

Logicool G Proゲーミングマウス

NAGATOMEは様々なゲーミングマウスを使用してきましたが、これほど馴染んだゲーミングマウスはありませんでした。

NAGATOMEの手が大きいというのもあるかも知れませんが、すごくフィットして使いやすいんですよね。

メリット
  • 軽量の80g
  • 有線より速い(LIGHTSPEED)
  • 全ボタンのクリック感が良い
  • 安定した形状でFPS向き
  • サイドボタンを利き手に合わせて変更可能
  • 専用ソフトウェアでカスタマイズ可能
デメリット
  • 高額
  • ややバッテリー駆動時間が短い(60時間)
Logicool G Pro

まとめ

本記事は「【ゲーミングマウスの選び方】有線と無線の違いなど各種機能説明やおすすめゲーミングマウス3選の紹介【PC | PS5 | Xbox Series X/S】」について書きました。

この記事をご覧頂いた人が少しでも良いゲーミングマウスに出会えることを願っています!

以上、NAGATOMEでした。