扱いやすくて疲れにくく、かつバッテリー駆動時間も長いワイヤレスゲーミングマウスをおすすめするNAGATOMEです。
NAGATOMEが初めて購入したワイヤレスゲーミングマウスは乾電池式で、重量は99gでした。
その後、更なる精度と軽さを求めてG Proワイヤレスゲーミングマウスを購入。
精度もよく、80gと軽量で、その扱いやすさに感動しました。
今回ご紹介するワイヤレスゲーミングマウスはHyperX Pulsefire Haste Wirelessで、その重量はなんとG Proよりも更に19g軽い61g!

マウスソールもよく滑るので、思い通りに操れるという面白さがあります。
価格も1万円を下回るので、コスパも◎。
それでは、「【HyperX Pulsefire Haste Wireless レビュー】PC、PS5、Xbox Seriesでも使える超軽量ワイヤレスゲーミングマウス バッテリーも長時間持続【61g】」について書いていきます。

- 超軽量の61g
- バッテリー駆動時間 最大100時間
- 2.4GHzワイヤレス
- メインボタンのクリック感が良い
- 防塵・防水機能
- 専用ソフトウェアでカスタマイズ可能
- サイドボタンは少ない
- 左手用にスイッチできない
HyperX Pulsefire Haste Wirelessの諸元・外観
まず、HyperX Pulsefire Hasteの諸元は以下のとおりです。
製品名 | HyperX Pulsefire Haste Wireless(4P5D7AA) |
---|---|
サイズ(幅×高さ×奥行き) | 約66.8×38.2×124.2mm ※ケーブル含まず(ケーブルは約100mm) |
重さ | 約61g |
センサー | PixArt PAW3335 |
接続方式 | 無線(2.4GHz)/ 有線 |
マウスソール | PTFE(100%) |
形状 | 左右対称 |
DPI プリセット | 400 / 800 / 1600 / 3200 DPI |
最大速度 | 450IPS |
メインボタン | TTC Golden MicroDustproof Switch |
ライティングエフェクト | RGB |
オンボードメモリー | 1プロファイルまで |
ポーリングレート | 1000Hz |
対応デバイス | PC / PS4,5 / Xbox SeriesX|S / Xbox One |
続いて、HyperX Pulsefire Haste Wirelessの外観について紹介します。
外観で特徴的なのは、六角シェルデザイン(ハニカム状)に肉抜きされた本体です。
前後左右から見るとこの通り。




マウスソールは100%PTFE(フッ素樹脂)で、スムーズに滑ります。

気づいた方もいるかも知れませんが、センサーリングは装備されていません。

スイッチは全部で6つ。
充電は付属のUSB-A / CケーブルをHyperX Pulsefire Haste Wirelessの前面のUSB-Cポートに差し込めばOKです。


充電中や操作中はマウスホイールの部分に装備されているLEDが光ります。

HyperX Pulsefire Haste Wirelessの同梱品
HyperX Pulsefire Haste Wirelessの同梱品は以下の通りです。



- HyperX Pulsefire Haste Wireless本体
- レシーバー
- 延長アダプター
- USB-A / Cパラコードケーブル
- グリップテープ
- マウスソール(交換用)
- クイックスタートガイド
- 重要事項説明書
HyperX Pulsefire Haste Wirelessのレビュー
超軽量の61g
HyperX Pulsefire Haste Wirelessの本体重量は61gと超軽量です。

六角シェルデザインの肉抜きの賜物か!

指先だけでも扱えるくらい軽量なので、意のままに操ることができます。
またこの六角シェルのおかげか…
手汗が軽減されゲーミングマウスをほぼドライな状態で長時間使用することができます。

NAGATOMEは人並み以上に手汗をかくので良かった…!
スイッチ
メインボタン
メインボタンはセパレートタイプで、防塵性能のあるTTC Golden MicroDustproof Switchが搭載されています。
比較的軽い力でクリックすることができ、ストローク(クリックしてから戻ってくるまで)は短め。
押したボタンが戻ってくる跳ね返りの強さは適度にあり、難なく連打することが可能です。
FPSであればタップ撃ちやバースト撃ちも容易に行うことができます。
8000万回のクリックに耐える耐久性を持っています。
サイドボタン
サイドボタンは本体からしっかりと出っ張っているものの、丸みを帯びているため親指が引っかかったりということはありません。
ボタンはやや固めですが、十分な押し心地が得られます。
これにより誤操作を抑止することができます。

NAGATOMEはCoDにおいて投擲物等に割り当てています
G Proワイヤレスゲーミングマウスのようにサイドボタンの取り外しができないため、汚れが溜まった場合のメンテナンスがやや難しそうな印象です。
マウスホイール
マウスホイールは軽い力で回転しますが、一方でスカスカな印象です。
建付けも微妙なところがあり、わずかにカタつきを感じることもあります。
一方でFPS等ではマウスホイールはあまり重要ではないので、そこまで気にする必要もないと思います。
また、ホイール自体はよく回るし、ホイールのゴムもしっかりと指に食いつくので扱いやすさはあります。
ホイールの押し込みもそれほど強い力は不要です。
マウスソール
マウスソールは100%PTFE(フッ素樹脂)で、適度な抵抗感はありますがスムーズに滑ります。
気づいた方もいるかも知れませんが、センサーリングはありません。
センサーリングは、接地面とセンサーの距離を一定に保つことができるものです。
これがない場合、ソールが沈んだり消耗していると接地面との距離が一定に保てず、カーソル移動量に変化が生じる可能性があります。
2.4GHzワイヤレス
HyperX Pulsefire Haste Wirelessは2.4GHzワイヤレス接続に対応しています。
マウス底面のスイッチ(赤色の部分)をOFF→ONにすることで電源が入ります。

通信は安定しており、長時間使用しても不具合等は感じませんでした。
バッテリー
1度満充電すれば、バッテリー駆動時間は最大100時間で、充電切れをほとんど気にする事なく使用することができます。
ただし、ライティングをオフにした場合の数値であって、ライティングが有効な場合はもう少し短くなると考えられます。
一定時間操作がなければスリープモードに移行するため、無操作状態で余計なバッテリーを消費することはありません。
もちろん、付属のパラコードケーブルで充電しながら使用することも可能です!
センサー
Mouse Tester(v1.5.3)でセンサーの精度を測定してみました。

ただ、NAGATOME自身もMouse Testerの使用は初めてで…
結論からお伝えすると、思うような結果が得られませんでした。
ツールの使用方法自体は至って単純なので、何か設定を誤っている等はないと思いますが、他サイトなど調べてみると、センサー自体との相性もあるようで…
何か環境的な要因もあるのかもしれません。
実際にHyperX Pulsefire Haste Wirelessを使用してFPSをプレイしてみましたが、マウスが飛んだりといったことはなく、高い精度で操作することができました。
なので、本結果についてはご参考程度にご確認ください!
それぞれDPI400 / 800 / 1600 / 3200で計測しています。
Mouse Tester:xCounts
xCountは1レポートあたりの横方向の移動量を表します。
今回、マウス側のポーリングレートは1000Hz(1秒間に1000回マウスの操作情報を送っている)で計測しています。
以下のグラフをご覧頂くと、グラフの上下に孤立した点が確認できます。
これは、センサーがマウスの挙動を無視してカーソル移動させている可能性があります。




ただし、次項のxSumにおいてグラフに急な折れなどが確認できなければ、センサーに問題はなく、実使用においても影響なく使用できると思われます。
Mouse Tester:xSum
xSumはセンサーが最終的に読み取ったデータで実際の移動量を表します。
特に不規則に折れ曲がっているような箇所は見受けられないので、このことからセンサーは正常に動作していると考えられます。




Frequency
今回、マウス側のポーリングレートは1000Hz(1秒間に1000回マウスの操作情報を送っている)で計測していますが、ところどころ1000Hzを大幅に超えた場所に点があります。
xCountのグラフが安定していなかった要因としては、Frequencyが一定でなかったことが考えられるかもしれません。
とは言え、原因としてはセンサーとの相性なのか、NAGATOMEのPC環境なのか…
そこまでは特定することはできませんでした。




xSumの結果から判断するに当たり、精度としては問題ないということが言えると考えます。
リフトオフディスタンス
後ほど詳細に説明しますが、統合ソフトウェアHyperX NGenuityでリフトオフディスタンスの設定変更を行うことができます。

Lowは1mm、Highは2mmで設定ができるので、好みの設定をすると良いと思います。
グリップ
グリップ感は一般的なマウスと大差ない印象です。
表面にテクスチャ加工が施されており、ザラザラとした触り心地になっています。
そもそもが軽量のマウスなので、激しい操作をしてもすっぽ抜けたりはしにくいかと思います。
グリップテープが付属しており、本体と同じく表面が六角シェルデザイン(ハニカム状)となっています。

すでにマウスの形状に合わせてカッティングされているため、適した形状の箇所に貼るだけでOKです。

貼り付ける前に油分はしっかりと取り除きましょうね!
これによりグリップ力を向上させますが、NAGATOMEはゴムが劣化してベトベトしたりするようになりそうだったので、貼り付けていません。
交換用のマウスソールも付属するので、消耗や破損した場合は交換可能です。
ソフトウェア
HyperX Pulsefire Haste WirelessはHyperX製のデバイス用統合ソフトウェア「HyperX NGenuity」でDPIやライティング、ボタン割り当てなどの設定が行なえます。
統合ソフトウェアは以下のサイトよりダウンロードできます。
HyperX NGenuity:https://hyperx.com/pages/ngenuity
アクセスすると以下のようなサイトが表示されるので、使用している端末がWinodwsOSの場合、[DOWNLOAD FOR WINDOWS]をクリックします(2023年9月現在)。

以下の画面に移動するので、[Microsoft Store アプリの取得]をクリックします。

Microsoft Storeを開くか〜と聞かれるので[Microsoft Storeを開く]をクリックします。

[入手]をクリックします。

ダウンロードが完了すると、入手ボタンが[開く]になるのでクリックします。

開くとNGENUITYの改善の為〜みたいな画面が表示されますが、NAGATOMEは裏で情報を収集されるのが嫌なので[No]にチェックをして[Done]をクリックしました。

初回起動時にHyperX Pulsefire Haste Wirelessのファームウェアアップデートがある通知が来たので[Update]をクリックしました。

アップデートが終わるとAll Doneと表示されるので[Close]をクリックしてダイアログを閉じます。

さて、ここから実際にHyperX Pulsefire Haste Wirelessの設定を行える状態になります。

[Lights]タブではライティングのカラーやエフェクトを変更することができます。
[Buttons]タブではボタンの割当変更などが可能です。

メインボタン以外にもサイドボタン、マウスホイールの割当まで変更可能です。


[Sensor]タブではDPIの変更が100ずつ可能です。


コンソール右上の[Options]をクリックすると、ポーリングレート、リフトオフディスタンスの変更が可能です。

機能
防塵・防水機能
IP55規格相当の防塵・防水性能があります。
六角シェルデザインで、ハニカム状の穴が空いていますが、汗や少量の液体がかかった場合やホコリに耐えることができます。
左手用にスイッチはできない
HyperX Pulsefire Haste Wirelessの形状は左右対象ですが、G Proワイヤレスゲーミングマウスのように、サイドボタンを左手用にスイッチすることはできません。

HyperX Pulsefire Haste Wirelessをおすすめする人
超軽量かつ、値段相応のセンサーを搭載したコストパフォーマンスを重視したワイヤレスゲーミングマウスを探している方ににおすすめします。
NAGATOME的にはメインボタンの軽いけどしっかりと跳ね返ってっくる感覚が気に入っています。
ストロークも短いので小刻みなクリックも問題なく行えるため、FPSやTPSにも向いているワイヤレスゲーミングマウスです。

HyperX Pulsefire Haste Wirelessまとめ
本記事は「【HyperX Pulsefire Haste Wireless レビュー】PC、PS5、Xbox Seriesでも使える超軽量ワイヤレスゲーミングマウス バッテリーも長時間持続【61g】」について書きました。
ミドルスペッククラスのコストパフォーマンスが良いマウスを探している方にはおすすめしたい超軽量マウスです。
価格を考えると本当に良くできたワイヤレスゲーミングマウスですので、ミドルスペッククラウのゲーミングマウスを探しているのであれば一考の余地があると思います!
以上、NAGATOMEでした。
- 超軽量の61g
- バッテリー駆動時間 最大100時間
- 2.4GHzワイヤレス
- メインボタンのクリック感が良い
- 防塵・防水機能
- 専用ソフトウェアでカスタマイズ可能
- サイドボタンは少ない
- 左手用にスイッチできない

軽いマウスは本当に扱いやすいです←【軽量マウス信者】