FPSで世界ランク一位になった俺に残ったもの

FPS世界一

ゲーム(FPS)に尋常じゃなく没頭したNAGATOMEです。

NAGATOME

病院に行ってませんが、自他共に認めるゲーム依存症でした。

ここでは、ゲームで世界ランク一位をとった男に何が残ったのか…

失ったものや得られたものについて実体験を踏まえて発信したいと思います。

それでは「FPSで世界ランク一位をとった俺に残ったもの」について書いていきます。

★Youtubeに動画をアップロードしていますので、こちらからご覧ください

FPSゲームの経歴

FPS経歴

まず、NAGATOMEのFPSゲーム経歴は次の通りです。

  • Call of Duty:ModernWarfare2
  • Call of Duty:ModernWarfare3
  • Call of Duty:Ghosts
  • Call of Duty:Advanced Warfare
  • Call of Duty:Infinit Warfare
  • Call of Duty:Modern Warfare(2019)
  • Call of Duty:Warzone
  • Call of Duty:Black Ops
  • Call of Duty:Black Ops2
  • Call of Duty:Black Ops3
  • Call of Duty:Black Ops4
  • Battle Field:Bad Company
  • Battle Field:Bad Company2
  • Battle Field:3
  • Battle Field:4
  • Battle Field:1

もちろんこれらのゲーム以外でもソウルシリーズ全作をはじめ、ハマったものは沢山あります。

ただし、圧倒的にCall of Dutyシリーズに時間と人間性を捧げてきました。

FPS実績

実績と呼べるほど多くはございませんがご紹介しておきます。

月間ドミネーションスコア世界ランク一位達成

某動画プラットフォーム主催の大会へ出場(あと一勝で決勝トーナメントの戦いで敗戦)

そう、月間ではありますがなんと世界ランク一位になってしまったのです。

その時の戦績がこちら。

当時はK/D3.0を越えていれば上級者クラスと言われていました。

廃人という名の称号です笑

FPSを始めたきっかけ

NAGATOMEの少年時代

元々NAGATOMEはゲームはあまりする方ではありませんでした。

友人と遊ぶとなると草野球をやったり、秘密基地を作ったり…

外で遊ぶ方が多かった記憶があります。

皆んなが持っていたゲーム機といえば当時Nintendo64かゲームボーイカラー。

ゲームで遊ぶとなると友人の家に電話して各々のコントローラーを持っていってスマブラをやる。

現在のようにスマホでオンラインゲームなんて考えられない時代だったのです。

はじめてのマルチプレイヤー

2008年になるとPS3向けにBattle Field:Bad Companyがリリースされました。

シリーズでは異色のタイトル。

ここでNAGATOMEはマルチプレイを初めて体験します。

ゲームに採用されたFrostbiteエンジンで、グレネードや戦車、戦闘ヘリの攻撃で地形が変わったり、建物が崩壊したりするのには感動しました。

なによりも、オンラインで見知らぬプレイヤーとスクアッド(4人1チーム)を組んで協力するのが楽しすぎました。

NAGATOME

空飛ぶ戦闘機やヘリも人間がコントロールしてるなんて…

相手プレイヤーを倒しても倒されても、とにかく初めての体験づくしで、全てがとても楽しかったのを強く覚えています。

FPSを極めて失ったもの

若い時の時間

失って最も大きかったものは、若い時の時間です。

社会に出ると、いかに学生時代に時間があったかと、常々思い知ります。

しかし、こればっかりは戻す事ができません。

若い時は時間が無限にあるように錯覚してしまいがちです。

しかし、その時間は将来自分自身がどのような道を進むのかの準備期間でもあります。

NAGATOME

皆は時間を大切に…ね

とは言え、あの時に戻れたらな〜なんてタラレバを言っても仕方がないです。

学業

Battle Field:Bad Company購入当時、NAGATOMEは大学受験を控えていました。

しかし、没頭したNAGATOMEは、親の目を盗んでは1時2時から朝方までゲーム三昧。

Battle Field:Bad Companyを買う前はモンハン漬けだったこともあり、高校での成績はビリから数えた方が早かったです。

赤点の最高記録は9科目。

NAGATOME

極め付けはいける大学ないよと先生に言われたことやで!

見事に現役受験は失敗におわります。

1年後、浪人してなんとか大学に受かるもそこでもゲーム三昧。

1年留年した結果、世界ランク1位になりました。

なんて親不孝者だったことか。

FPSを純粋に楽しむ心

当初はマルチプレイでの初めてづくしにいちいち感動していました。

敵に倒されようがとにかくプレイすること自体が面白かったのです。

しかし、次第に敵を倒せるようになりだした頃から…

エイムの練習やマップ、リスポン位置の把握など勝つための技術や知恵を磨き、SPMやキルレシオ、勝率といった数字が気になり出すようになりました。

それがエスカレートしていき、結果が出るようになってからは数字に拘るばかり。

格下にやられるとイラっとするし楽しむから競う状態に。

NAGATOME

結局、数字だけで強いと勘違いしてたんだよなぁ

かつてプレイするだけで面白かったと感じる心は無くなっていました。

普通の生活

学生時代、ゲームに起きて寝るまでの間、食事、生理現象以外に時間を費やすことは良くありました。

昼夜も逆転し、講義にも遅れたり出席しなかったり。

食事なんてコンビニでおかず&お酒が殆どで、運動はミリもしない。

そんな不健康な食生活を長く続けていました。

FPSで得られたもの

成功体験

得られたものは特にないです。

ゲーム内のステータス、ただの数字という無意味なものだけ。

ただ、FPSで得られたものを強いて挙げるのだとすれば、それは成功体験だと思います。

数字に拘っていた時期は、次はSPMいくらを目指す、キルレシオいくらを目指すと目標を決めてプレイしていました。

自分の弱点を洗い出し、マップで優位に立ち回るために有力なポジションを研究したりと、目標達成の為のプロセスを踏んでいました。

結果的に最終目標だったキルレシオ3.0越えを達成。

FPSを始めて3〜4年経過した頃でしたが、自分がトライアンドエラーを繰り返して結果が出たので、自分の考える事に自信を持つようになる事ができました。

FPSを続けた理由

FPSがとても自分にハマり、面白くて他の事に手がつかない、というのも理由の一つとしてありました。

とにかく何をやっててもゲームがやりたいという欲求が抑えられず、所謂ゲーム依存症と呼ばれる状態だったと思います。

が、今思えば勉強や、親の言う事、やらなければいけないことから逃避していただけだと思います。

その惰性が続いたのが、FPSを続けた理由です。

FPSから離れた理由

大学をなんとか卒業し、一社しか受けなかったシステム会社に合格、入社しました。

ただ、そこがとんでもないブラック企業で、ゲームがほとんどできないくらい働いていました。

残業時間は3桁いくときもしばしばでした。

自宅にゲーム機やゲーミングPCはありましたが、プレイする気も起きない肉体的精神的疲労がありました。

加えて、ITの専門ヨコモジ用語や技術習得をしないとついていけず、良くも悪くもゲームに触れることすらできない環境がNAGATOMEをゲーム依存から脱却させました。

それ以来、ゲームをやらまくてたまらない事も無くなり、途中で切り上げるのも苦では無くなりました。

FPSで世界ランク一位になって残ったもの

FPSでしか存在意義を見出せていませんでしたが、それもゲームから離れることで次第にどうでも良くなりました。

ただ、その後に残ったのは今まで何をやってきたんだという虚しさだけでした。

ゲームをやりまくって結局自分のためになるものはほぼ残らなかったですが、レールから外れて見えてきたこともありました。

ここで言うレールとは、いい大学に入り、優良企業に入社、安定したサラリーマン生活を送ることを指します。

安定した環境に身を置くと、保守的になりがちな人が多いですが、今NAGATOMEが本ブログやYoutubeをやり出して、続けているのもレールから外れてしまったおかげだと思います。

人に言われた事をこなすだけではなく、興味を持った事に対して一歩を踏み出し、トライアンドエラーを繰り返しながら主体的に取り組めるようになったのも、FPSでその能力を潜在的に培えていたからかもしれません。

ただ、失ったものに対して得られるものは釣り合いが取れません。

FPSを極めたとしても、大半の人がNAGATOMEと同じように、失ったものの大きさを知るでしょう。

現在はe-スポーツという流れもあるので、プロゲーマーという道に進むのも手段かもしれません。

しかし、それも突出した能力がない限りいばらの道を進むことになるかと思います。

改めて言いますが、失った時間は戻りません。

もし、FPS沼にハマりかけている人が本記事を見ているなら伝えておきます。

これからでも遅くないので、本当になりたい自分になるために時間を費やすべきです。

ゲームは面白いものですが、付き合い方はよく考えた方がいいでしょう。

以上、NAGATOMEでした!