出先でノートPCを充電するなら高出力&20,000mAhのモバイルバッテリーをおすすめするNAGATOMEです。
通常のモバイルバッテリーは出力が10W前後と低く、スマホなどモバイル端末の充電には向いていますが、PCの充電には向いていません。

NAGATOMEがブログを書くのに愛用しているASUS Chromebook Detachable CM3ですが、こちらには45WのACアダプターが付属しています。
一般的なノートPC用に付属するアダプターの供給電力は45W〜65W前後といったところでしょう。
12Wや15Wといった出力のモバイルバッテリーでは、PCを使用しながらの充電が追いつきません。
また、モバイルバッテリーという括りだと、大容量で高出力というモデルがあまり無いのが現状です。
今回ご紹介するモバイルバッテリーAnker 737 PowerBank(PowerCore 24000)はなんと、出先の充電の悩みを吹き飛ばす超大容量24,000mAh、最大出力は驚異の140Wというモンスターバッテリーです。

単一ポート、複数ポートでも合計140W出力に対応し、様々なデバイスの急速充電に対応しています。
MacBook Pro、iPhone 13 Pro、AirPodsをこれ一つで急速充電が可能です。
Anker Japan公式サイト
その他にも、バッテリー残量やリアルタイム出力がわかるスマートディスプレイ機能や、バッテリー本体を充電しながら他のデバイスも充電できるパススルー機能、加えてトリクル充電機能を搭載しており、利便性に優れます。
本記事では「 Anker 737 PowerBank(PowerCore 24000)の価格や機能は?超大容量・超高出力のモバイルバッテリーをレビュー!」について書いていきます。

- 最大140Wの超高出力
- 24,000mAhの超大容量
- スマートディスプレイ機能で出力、容量の見える化
- パススルー充電可能
- トリクル充電可能
- 持ち運びには大きく重い
Anker 737 PowerBank(PowerCore 24000)の諸元と外観
まずAnker 737 PowerBank(PowerCore 24000)の諸元は以下の通りとなっています。
製品名 | Anker 737 PowerBank(PowerCore 24000) |
---|---|
サイズ | 約156 x 55 x 49mm |
重さ | 約632g |
入力 | 5V=3A / 9V=3A / 15V=3A / 20V= 5A / 28V=5A (最大140W) |
出力 | 単ポート利用時 | USB-C:5V = 3A / 9V = 3A / 15V = 3A / 20V = 5A / 28V = 5A (最大140W) | USB-A:5V = 3A / 9V = 2A / 12V = 1.5A (最大18W) | 合計最大140W |
ポート | USB-C×2、USB-A×1 |
バッテリー容量 | 24,000mAh |
続いて、Anker 737 PowerBank(PowerCore 24000)の外観について紹介します。
まず、率直にモバイルバッテリーにしてはかなりサイズが大きいです。
Ankerのコンパクトなモバイルバッテリーと比較するとこの通り。


言わずもがな、PCの充電も可能な大容量なのでそこは仕様がないでしょう。
しかし、やっぱりデカい。
カラーリングはiPhoneのようなスペースグレーとブラックのシックなデザインとなっており、まるでPCの周辺機器の様なので違和感がありません。

むしろ初見だと、「え?何そのデバイス」って感じです。
天面にはUSBポート。

USB-Cのポートの一つがIN/OUTを兼ねており、モバイルバッテリー自体の充電はこのポートから行います。
側面にはボタンがありますが、1度押すとバッテリー残量の表示、各種インフォメーション、Auto Screen Offの設定On/Offの画面に切り替わります。




カチッカチッと連続で2度押すとトリクル充電モードになります(スマートディスプレイの左上に緑のランプが光ります)。

トリクル充電とは、微小電流によって行う充電方式の事です。
イヤホンやスマートウォッチ等の入力電流が低い製品には「低電流モード」(トリクル充電モード)をご利用ください。電源ボタンを2度押すと低電流モードへ切り替わり、LED表示が緑に点灯します。
Anker Japan公式サイト
公式サイトにも記載がある通り、イヤホンやスマートウォッチ等には本モードで充電したほうがデバイスのバッテリーへの負担を抑える事ができます。
デバイス充電時のスマートディスプレイではAnker 737 PowerBank(PowerCore 24000)の充電の残量およびリアルタイムの出力を確認することもできます。


Anker 737 PowerBank(PowerCore 24000)の同梱品
Anker 737 PowerBank(PowerCore 24000)の同梱品は以下の通りです。
- Anker 737 PowerBank(PowerCore 24000)本体
- USB-Cケーブル(140W対応)
- クイックスタートガイド
- 収納ポーチ

Anker 737 PowerBank(PowerCore 24000)のレビュー
最大140Wの入出力対応
USB-Cポート(IN/OUTの表示があるポート)は最大140Wの入力に対応しており、大容量の本モバイルバッテリーでも急速に充電することが可能です。
何時間で充電できるかはスマートディスプレイに表示されます。
NAGATOMEが残量0%の状態からiPhoneの急速充電アダプターに付属のUSB-Cケーブルで本バッテリーを充電した際は、5時間弱で満充電にすることができました。

140Wでの入力を行う場合はケーブルも対応している必要があります(付属のケーブルは140W対応)
同様に単一のUSB-Cポートだと最大140Wの出力に対応しており、PCなど急速に充電することが可能です。


試しに愛用のChromebookを充電してみた所…出力10.8W(笑)。まだまだ余力がありますね。
USB-Aポートは最大18Wなので、スマホやスマートウォッチと言ったデバイスの急速充電に適しています。
また、3ポートすべてを使用すると最大合計140Wで充電することが可能です。

試しに嫁のiPhone13 mini、Apple Watch SE、Chromebookを同時接続しましたが、合計出力は10.3Wとこれまた出力が有り余っていますね。
パススルー機能
パススルー機能によって、Anker 737 PowerBank(PowerCore 24000)を充電しながら他のデバイスを充電する事ができます。
正直、NAGATOME個人的にはほとんどご縁のない機能だと思います。
トリクル充電モード
側面のボタンを2回タップすることでトリクル充電モードへと切り替わります。
この際、スマートディスプレイ左上に緑のランプが光ります。

先述した通り、イヤホンやスマートウォッチ等入力電流が低い製品のバッテリーに負担をかけないようにするなら使用したほうが良いでしょう。
ポートが少ない
大容量や本体の大きさの割にはポートが3つと少ない印象です。

USB-Aがもう一つあっても良いかなと思いますが…
そもそもPCの充電を想定しているのでしょうから割り切っています。
携帯するには重い
超大容量、超高出力で重宝するモバイルバッテリーではありますが、やはり重量はモバイルレベルではないです。
632gは結構ずっしりとくる重さなので、下手したらノートPC並みに重たいです。
持ち運びもそれに適したリュックやカバンを選ぶべきです。
Anker 737 PowerBank(PowerCore 24000)をおすすめする人
出先でPCで作業する方や、その際に急速充電を行いたい方には是非Anker 737 PowerBank(PowerCore 24000)をお勧めします。
NAGATOMEは本ブログを近所のカフェで書いていますが、充電する所が無いので本バッテリーを使っています。
iPhone11Pro、タブレット端末、モバイルルーターでちょうど3つポートを使うので大変重宝しています。
デバイスも急速に充電できるし、バッテリー自体の容量もかなり大きいのでバッテリー切れの不安から解放されます。
また、モバイルバッテリー自体を急速に充電できる(アダプター、ケーブルも140Wに対応している必要あり)ところもメリットだと感じています。
大容量とは言え、充電に何十時間もかかるのではかえってストレスになりますからね。

Anker 737 PowerBank(PowerCore 24000)まとめ
本記事は「Anker 737 PowerBank(PowerCore 24000)の価格や機能は?超大容量・超高出力のモバイルバッテリーをレビュー!」について書きました。
スマホのみならず、PCのバッテリーのイザと言う時に充電できるので、かなり頼りになります。
出先でPCを使った作業をする事が多い、これからそうしようと考えている人は是非購入を検討してみてはいかがでしょうか。
以上、NAGATOMEでした!
- 最大140Wの超高出力
- 24,000mAhの超大容量
- スマートディスプレイ機能で出力、容量の見える化
- パススルー充電可能
- トリクル充電可能
- 持ち運びには大きく重い

スマホなどモバイル機器用のモバイルバッテリーだとノートPCへの供給が追いつかないですよね…